渋谷です。
股関節痛があっても、股関節が悪いとは限りません。
股関節に負担がかかって痛みが出ることも、よくあります。
何が原因で股関節痛が起きているか?その見極めが大事です。
今回は、そんな施術例です。
私も、とうとう股関節痛になってしまいました
『先生、とうとう私も股関節痛になってしまいました・・・』
お客様は60代女性。
社交ダンスを長年なさっておられます。
お若い頃は、大会にも出られたことがあるそうです。
以前はひざ痛と腰痛、足がしょっちゅうつる、とお困りでした。
無痛ツボ整体を定期的に受けて、ひざも腰も足がつるのも落ち着きました。
現在は、月1回のメンテナンスで通われています。
『先生が股関節痛専門になったのは知っていました。でもまさか、私が股関節痛になるなんてショックです。ダンスのレッスンできなくなったらどうしよう・・・』
お客様は眉間にしわを寄せ、苦虫を噛み潰した表情です。
お客様の股関節痛は、左側だった
「股関節が痛むのは右ですか?」
『いえ、左です』
左か・・・。
股関節痛は、ほとんどの方が右。
左が痛むのは、身体がイレギュラーになっている証拠。
こじれていて、時間がかかることが多いです。
「これまで股関節痛のツボは出てませんでしたけどね。とにかく調べましょう」
股関節に負担をかけるツボを探し、見極める
お身体を調べると、確かに左股関節のツボが反応している。
他にも、腰や背中、左ひざ、左すね、右肩、右手首。
たくさんツボが出ていますが、これら全てを調整することはありません。
この中から必要なツボだけを選んで調整します。
お客様の自覚症状や病歴、体調、体質などから候補のツボを選びます。
最終的にツボを決めるのは、お客様に股関節周辺を動かしてもらいます。
体調や体質に矛盾が無く、動きがスムーズなツボの組み合わせを厳選します。
へそ下と左ひざ、右肩のツボを調整しました。
無痛ツボ整体で、股関節を動かしても大丈夫に
「まず、首を上下前後左右に動かして下さい」
『大丈夫です、さっき上を向くと硬くてしびれたのに』
「両肩やひじを動かしてみて」
『右肩の奥にあるコリ、無くなりました』
「左股関節、せっかくだから右も動かして下さい」
『あ、いいです!痛みやヘンな感じしません』
施術ベッドから降りて、軽くスクワットしてもらいました。
『股関節ぜんぜん大丈夫です。腰の重い感じもなくなりました』
「腰も重かったんですね。とにかく、股関節そのものは大丈夫でしょう」
お客様には、骨盤を元気づけるエクササイズをお教えしました。
『先生いつもありがとうございます。またお願いします』
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